この記事では、神奈川県・大和市の粗大ごみに関する分類や、回収料金をお得にする方法などについて解説しています。
実際に処分する際に迷わないように、事前に品目や手続きは確認しておきましょう。
神奈川県 大和市における粗大ごみの分類
まずは大和市の粗大ごみの分類について解説していきます。
同じ粗大ごみでもサイズによって種類が異なるので、確実に回収してもらえるように正しく分別しましょう。
それぞれの粗大ごみの種類について、以下3つの項目でご説明します。
②処分に必要な料金
③回収可能品目
粗大ごみ
まずは一般的な粗大ゴミについてです。
①分類の基準
・長さがだいたい50センチメートルを超えるもの
②処分に必要な料金
500円。大和市内の粗大ごみ証紙取扱店で「粗大ごみ証紙」を1枚購入して貼り付ける。
③回収可能品目
粗大ごみとして回収可能な品目は以下の通りです。
今回は、一般家庭で所有していることが多い7品目をピックアップしました。
品目 | 備考 |
---|---|
衣装ケース | 1段タイプ→3個まで500円 多段タイプ→1個500円 |
椅子 | 木製。有料袋に入る大きさの場合、燃やせるごみとして処分する |
自転車 | 17インチ以上&タイヤの直径が44センチメートル以上 |
カーペット | 裁断して燃やせるごみとして出しても良い |
座椅子 | 有料袋に入るサイズまで折り畳めれば、燃やせないごみとして処分する |
じゅうたん | 有料袋に入る大きさの場合、燃やせるごみとして処分する |
物干し竿 | 5本まで500円。金属製の場合は、空き缶・金物類として処分する |
大型粗大ごみ
もうひとつの分類が「大型粗大ごみ」です。
①分類の基準
後述の6品目に当てはまる粗大ごみ
②処分に必要な料金
1,000円。上述の粗大ごみ証紙を2枚購入する。
③回収可能品目
大型粗大ごみとして回収可能な品目は以下の通りです。
今回は、一般家庭で所有していることが多い5品目をピックアップしました。
品目 | 備考 |
---|---|
家庭用オルガンおよび電子ピアノ | キーボード型は除外 |
スチール製の物置 | 解体済みに限る |
ソファー | 二人がけ以上が目安 |
畳 | 1回で出せるのは6枚まで |
棚類 | たんす、食器棚、本棚等 |
家電リサイクル対象品目について
最後に「家電リサイクル法の対象品目」についてです。
以下の品目は粗大ごみとしては処分できません。
①分類の基準
・冷蔵庫
・エアコン
・洗濯機
②処分に必要な料金
引き取るメーカーや店舗によって異なる。
品目 | 料金相場 |
---|---|
テレビ | 1,700~2,700円程度 |
冷蔵庫 | 3,400~4,300円程度 |
エアコン | 900円程度 |
洗濯機 | 2,300円程度 |
これらの4品目は、リサイクルして活用するために、メーカーや販売店舗に引き取ってもらう必要があります。
別途、収集運搬料もかかるのでご注意ください。
家電リサイクル対象品目は、大和市に限らずどの地域でも基本的に同じです。
こうしたことも含めて、さらに詳しく家電リサイクル法対象品目について知りたい方は下記の記事もご覧ください。
不用品回収の料金を減らす方法
このように、大和市に限らず粗大ごみを処分する際にはお金がかかります。
しかしなるべくなら、料金負担を減らしてお得に粗大ごみを処分したいですよね。
そこでここからは、粗大ごみを含め、不用品回収にかかる料金を減らすための方法をご紹介します!
リサイクルショップを利用する
近場にリサイクルショップがあれば、粗大ごみを持ち込んで査定してもらいましょう。
現在では出張買取に対応しているところも増えているので、近場になければ調べてみるのがオススメです。
もちろん買い取ってもらうのであれば、キズやシミなどがなく、綺麗な状態であることが必要です。
年季が入っていたり部品が欠けていたりすると、買取価格が下がる可能性が高いので気をつけましょう。
具体的な買取価格の相場は以下の通りです。ただし、メーカーや機能によって価格は変動します。
品目 | 料金相場 |
---|---|
ベッド | 5,000~20,000円 |
机 | 1,000~3,000円 |
衣装ケース | 100~1,000円 |
椅子 | 3,000~50,000円 |
自転車 | 2,000~100,000円 |
フリマアプリを利用する
フリマアプリでは、店舗への持ち込みなども必要ありません。自宅で気軽に出品できます。
価格も自分の希望通りに設定できるので、捨てるだけだと思っていた粗大ごみが思わぬ高値で売れることもあるでしょう。
ただし、購入希望者とのやり取りや価格交渉への対応などは、すべて自力で対応しなければなりません。
また、送料や梱包にかかる料金も自己負担のため、それらを考慮した価格設定にしないと利益が出ないこともあります。
具体的な買取価格の相場は以下の通りです。
品目 | 料金相場 |
---|---|
ベッド | 3,000~30,000円 |
机 | 3,000~20,000円 |
衣装ケース | 100~3,000円 |
椅子 | 4,000~40,000円 |
自転車 | 20,000~100,000円 |
・なるべく利益を出したい
知人・友人に譲る
直接的な利益にはなりませんが、知人や友人に譲るというのもオススメです。
信頼関係がある相手であれば、受け取りに関するトラブルも起こりません。
面倒ごとが無く、無料で粗大ごみを処分できると考えればお得といえますね。
以下のような方は、友人や知人に譲ると良いでしょう。
・知人や友人が引き取りしやすい場所に住んでいる
不用品回収業者に依頼する
粗大ごみを販売するための手続きやシール購入の手間、店舗への持ち込みなど、あらゆる面倒を避けたい方であれば、不用品回収業者への依頼がベストです。
不用品回収業者であれば、量を問わず一括で粗大ごみを回収してくれることがほとんど、しかも、年中無休、かつ電話一本で引き取りに来てくれるため、粗大ごみを準備するだけでOKです。
業者を利用する場合は、料金を確認しなるべくリーズナブルなところを選ぶと良いでしょう。今回は「不用品回収買取センター」というお店を例に挙げて、目安の料金を解説します。
不用品回収買取センターの料金プランは以下の通りです。
プラン項目 | 料金 |
---|---|
SSパック | 5,000円(税込) |
Sパック | 10,000円(税込) |
Mパック | 20,000円(税込) |
Lパック | 50,000円(税込) |
LLパック | 150,000円(税込) |
3Lパック | 要相談 |