引っ越し時に使わなくなった段ボールの処分方法について

アイテム別の処分方法

段ボールのごみの分類

段ボールをごみとして処分するときは「資源ごみ」として分類してください。

各地域で定められた資源ごみ回収の日に出せば大丈夫です。

段ボールの処分方法

それでは、具体的な段ボールの処分方法を解説していきます。

いくつか処分方法があるため、ご自身の都合に合わせたものを選ぶことが大切です。

自治体に回収してもらう

自治体の回収日に合わせて、段ボールを資源ごみとして出す方法です。

一般的なごみ出しと変わらず、無料で回収してもらえます。

資源ごみの回収日やルールは自治体によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

自治体に処分してもらう際は、以下の点に気をつけてください。

・段ボールをヒモ等でまとめる
・段ボールの大きさを揃える
・伝票などのシール類は剥がしておく

もし「回収日よりも早く段ボールを処分したい」ということであれば、リサイクルステーションや処分場を利用するのが便利です。

持ち込みが必要ですが、自分の都合に合わせて処分してもらえます。

また、地域によっては「集団回収」を行っているところもあります。これは、地域住民同士で資源ごみをまとめ、直接回収業者に渡すという方法です。

地域によっては、集団回収を行うことで報奨金が支払われることもあります。その場合は非常にお得な制度なので、自分の地域でも行っていないかを確認すると良いでしょう。

スーパーや薬局の回収ボックスに持ち込む

大きなスーパーや薬局には、資源回収ボックスが設けられていることもあります。

料金はかからないので、近くにある方は段ボールを処分する際に活用しましょう。

ただし、段ボールの量が多すぎると持ち運びに苦労します。

古紙回収業者を依頼する

古紙回収業者では段ボールも回収してくれます。

自宅まで引き取りに来てくれるため、段ボールの処分に手間をかけたくない方にオススメです。

古紙回収業者は、回収した段ボールを販売して利益を得ています。

そのため、状態によっては段ボールを買い取ってもらうことも可能です。

ただし、少量の段ボールでは買い取りが難しいこともあります。そのため、基本的には「私たちが手数料を支払い回収してもらうことが多い」ということは認識しておきましょう。

引っ越し業者に依頼する

引っ越しで出た段ボールごみであれば、引っ越し業者に回収してもらうのもひとつの手です。

このときにかかる費用は、引っ越し業者の設定によってさまざまです。引っ越し費用の中に段ボールの回収料金まで含まれていることもあれば、別オプションで回収してもらえることもあります。

中には段ボールの回収自体を受け付けていない業者もあるため、引っ越し前に確認しておきましょう。

なお、引っ越しから一定期間を過ぎると、回収してもらないこともあるので注意してください。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者であれば、費用はかかりますが段ボールごみをまとめて回収してもらえます。

大型家具や不用品などの段ボール以外も回収してくれるため、まとめて処分したいものがあるときは不用品回収業者に依頼する方が便利です。

24時間受付で即日対応している業者も多いため、選択肢がたくさんあり迷うかもしれません。

無料で見積もりをしてくれるところも多いので、複数社を比較して決めるのがオススメです。

ただし、中には違法な不用品回収業者もあります。例えば、以下のような業者です。

・「無料で回収」と言いながら理由をつけて追加料金を請求してくる
・不法投棄を行う業者

インターネットの口コミ等を参考にしながら、こうした違法業者に騙されないように注意しましょう。

神奈川県の不用品回収でおすすめの業者や選び方などは下記の記事に記載してありますので、ぜひご覧ください。

【これで安心】神奈川県でオススメする不用品回収業者5選
ごみを捨てるといえば、自治体に回収してもらうイメージが強い方も多いはず。しかし、ごみの量や種類によっては「不用品回収」という形で処分した方が良い場合もあります。不用品回収なら大量のごみを回収してもらえますし、状態の良いもの...

段ボールを処分するときの注意点

実際に段ボールを処分するときは以下の点に注意しましょう。

個人情報の漏洩に気を付ける

宅配等に使われた段ボールには、住所や氏名が記載されたシールが貼られていることもあります。

インターネット通販で買い物をする機会が多い方は、そうした個人情報が貼られた段ボールごみが多いことでしょう。

こうしたシールが貼られたまま段ボールを処分すると、個人情報が漏洩する危険があります。

とくに自治体の回収や資源回収ボックスを利用する方は気をつけましょう。貼ったままにしておくと、不特定多数の人に個人情報を見られてしまいます。

汚れた段ボールは資源ごみに出せない

段ボールは資源ごみとして処分するのが一般的です。しかし段ボールの状態によっては、資源ごみとしては処分できません。

以下の状態の段ボールはリサイクルするのが難しいため、細かく切って「燃えるごみ」として処分します。

・ひどく汚れている段ボール
・濡れた段ボール
・すでに細かくなっている段ボール
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