引っ越し退去前の掃除はどこまでやるのがベスト?きちんと解説します

引っ越しに関するコラム

掃除は入居した直後の状態までが基本

引っ越しをする際には「なるべく部屋を入居直後の状態になるまで掃除して返還する」ということが大切です。

確かに、引っ越し後にハウスクリーニング業者が掃除をすることも多いため、やらなくても良いように思うかもしれません。

しかし、あまりにも汚れた状態で引き渡しをすると、本来手元に戻ってくるはずの敷金から多額のクリーニング費用が差し引かれることになります。

これは、少し手間をかけて自分で掃除をしておけば支払う必要のないお金です。

それを支払うことになるのはもったいないですよね。

そもそも入居者には、(経年劣化等の場合を除いて)部屋を引っ越し前の状態にして引き渡す「原状回復義務」というものがあります。

大家とのトラブルを避けるためにも、なるべく引っ越し前に掃除を済ませ、キレイな状態で部屋を引き渡した方が良いです。

不用品の処分方法

引っ越し前の掃除は、ある程度大掛かりなものになることが予想できます。

なぜなら、拭き掃除や掃き掃除などの一般的なことはもちろん、いらない家具や家電、不用品なども処分する必要があるためです。

引っ越しを機に、身の回りの家財道具などを一新しようと考えている方は、なおさらこうした不用品の処分をしなければなりませんよね。

それでは、こうした不用品の処分方法にはどのようなものがあるのでしょうか?

リサイクルショップを利用する

「処分」といっても、捨てる以外にも方法があります。

もしまだ使えそうな不用品があれば、リサイクルショップで売ってみても良いでしょう。

壊れた家具や使えないもの、汚れた不用品等はさすがに買い取りが難しいかもしれません。

しかし状態が良いものであれば、安くても買い取ってもらえる可能性があります。

本来掃除では、手間がかかるだけで自分への報酬等は発生しません。

むしろ粗大ごみなど規定の不用品を処分する際には、費用を支払うこともあります。

そうしたことをせず、思わぬお小遣いがゲットできるのは嬉しいですよね。

引っ越しは何かとお金がかかるので、なおさらありがたく感じるでしょう。

フリマアプリを利用する

リサイクルショップへの持ち込みが面倒な方は、フリマアプリを活用してみましょう。

引っ越し前は何かとバタバタするものです。

掃除だけでなく、その他いろいろな手続きも行わなければなりません。

そんな中でリサイクルショップまで出向くのは確かに大変ですよね。

フリマアプリなら、自宅で写真を撮影して気軽に不用品を販売できます。

とはいえ、顔が見えない相手に販売するのでいくつか注意事項があります。

フリマアプリを利用する際は以下の点に気をつけましょう。

・不用品の状態がわかる写真を掲載する
・嘘は書かない
・未払いのリスクがあることも頭に入れておく

知人・友人に譲る

置いていく予定の家具や家財を欲しがっている知人・友人がいれば譲ってあげましょう。

相手が自分と交流のある信頼できる人物なら確実に受け取ってもらえますし、相手からしても、わざわざお金を出して買うよりお得に物をゲットできます。

例えば、引っ越しの掃除を手伝ってもらったお礼に、使える物を譲るというのも良いですね。

引っ越し業者に依頼する

引っ越し業者が不用品回収まで行っていることもあります。

その場合は、引っ越しのついでに依頼するのも良いでしょう。

ただし、不用品回収まで行っている引っ越し業者の数はそこまで多くありません。

なぜなら、不用品回収のために必要な「一般廃棄物収集運搬許可」などの資格を取得するハードルが意外と高く、多くの引っ越し業者が保有できていないためです。

もし回収してもらえたとしても、引っ越し業者が別の不用品回収業者に委託していることがほとんど。そのため、仲介手数料という形で割高な料金を請求されることも多いため気をつけましょう。

不用品回収業者に依頼する

さまざまな手間をかけたくないなら、不用品回収業者に任せるのがオススメです。

不用品回収業者は、24時間365日、依頼を受け付けていることがほとんど。

そのため、引っ越し前の掃除をするタイミングで、一緒に不用品を回収してもらうことも可能です。

回収も自宅まで訪問してくれるため、「不用品を店舗に持ち込むために掃除を中断する」というようなこともありません。

引っ越し前のバタバタした時期に不用品を回収してもらうなら、こうした業者の活用も検討しましょう。

神奈川県の不用品回収でおすすめの業者や選び方などは下記の記事に記載してありますので、ぜひご覧ください。

【これで安心】神奈川県でオススメする不用品回収業者5選
ごみを捨てるといえば、自治体に回収してもらうイメージが強い方も多いはず。しかし、ごみの量や種類によっては「不用品回収」という形で処分した方が良い場合もあります。不用品回収なら大量のごみを回収してもらえますし、状態の良いもの...
タイトルとURLをコピーしました